雇用統計に向けて小康状態
今週は、7月2日、日本時間21時30分発表の米国雇用統計を見据えて小康状態でした。
米国雇用統計では、雇用は市場予想よりも高く、失業率は市場予想より悪化する結果となりました。
ただ、失業率に関していえば、失業者への給付金が潤沢に支給されているので、あえて働いていない人もいることと関係しているのでしょう。
そのあたりも考慮してか、為替は円安方面へと進みました(ドルは円高)。
株価も日本株以外は堅調な地合いを継続しています。日本株だけが下がり続けているという結果。
オリンピック終了後のバブル景気終了を見据えた動きが、早くも始まっているのかもしれません。
金は下落しそうに見えながらも、週末にはやや高めで終了しています。ただ、このまま、経済再開となってくると、金は下落していくのではないでしょうか。
1800ドルを見据えた攻防が続いています。
世界情勢に目を向けると、特に今週は動きなしでした。
7月に突入し、世界の目がいよいよ日本のオリンピックに向いてきています。
果たして無観客になるのか否か。コロナ対策、テロ対策など、日本の抱える問題は山積みです。
来週はFOMC議事録公表に注目
来週の大きなイベントは、日本時間7日27時に公表される、FOMC議事録です。
すでにタカ派発言で大きく相場が動いています。
(それによって私は大きな損をしたわけです↓↓)
6月第3週 FOMC結果を受け、株・為替とも大幅下落に転じる – MUNOの個人投資とお金のはなし (muno-investment.com)
結局のところ、どのような論戦が繰り広げられていたのかが分かってきます。
改めて早期の利上げ、テーパリングの開始が示唆されるような内容であれば、
株は軟調。為替も円高方面(ドルは円安)へとまた傾いてしまいそうです。
今週の雇用統計である程度リスクオンの向きとなってくれたので、
どうにかしてこれを継続してもらいたいものですが。
一方、意外とハト派だったことが確認されると、
リスクオンが加速する展開となると考えられます。
来週の戦略
基本的に、FOMCの議事録公表を見据え、すでにある程度高くなっているユーロ円を、
上がったら売り落とす戦略を想定しています。
ユーロ円、いくらリスクオンとは言っても、130円台半ばからは売りと見ています。
ユーロドルはドル高ユーロ安が続くと考えていますので、
対円についても、そこまで伸びない展開を予想しています。
株価指数も、日経平均にチャンスがあるようであれば、買いで入っていきたいと思っています。
金もそろそろ上がらなくなってきていますので、1800ドル代で売りを仕掛けていきたいところです。
約定分
(現物、NISA)
いい加減上がる見込みのない銘柄を損切りました。
オリンピック需要を見据え、運輸関連銘柄を買いなおしました。
FX 177,220円
(ドル円、メキシコペソ円)
CFD 2,399円
(日経平均、VIX指数、金)
合計 127,208円
持ちこし分
FX 35,610円
(メキシコペソ円)
CFD 0円
合計 -891,340円
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