7月第2週 下落と上昇に振り回された一週間 ETF配当金の準備が原因?

今週の投資結果

下落と上昇の一週間

今週は、日本時間8日午前3時のFOMCの議事録公表を無事通過。通過前後からリスクオンのムードが漂いましたが、翌日の東京市場オープンから大きく下落する流れとなりました。

東京都への緊急事態宣言発出は、正直もう聞き飽きましたし、五輪の無観客開催もすでに織り込み済みでした。

では、下落の理由は何だったかというと、おそらくは、日経のETFの配当金準備で、株が売られたことにあるのではないでしょうか

大口が、この時の下落を狙って、さらに売りを加速させて、ロスカットを巻き込ませたとみることができます。

これが原因だった結果として、金曜日は東京市場クローズ時間の前後から大きくリスクオン地合いとなっています。

結局、米国の株価指数は史上最高値を更新。日経も、下落前の水準まで戻す形となりました。

通貨を見てみても、ドルは弱くなってきているものの、他の通貨は戻す展開となっています。

五輪終了まではトレンド発生かレンジ相場

来週からの展開ですが、今後しばらくは大きく動くようなニュースは控えていません。

テクニカル的にも、下落のような、レンジのような、といった形で、仕掛けづらい展開です。

2週間後にはオリンピック・パラリンピックの開催が控えており、

世界的にネガティブな発言がなくなっていく形になりそうです。

台湾領土問題、香港人権問題なども、しばらくは休止の様相を呈しそうです。

となってくると、株・為替ともに、トレンドが発生すれば、その方向にずるずると進み、

レンジとなってしまうと、オリンピック閉幕頃まではひたすらレンジとなるのではないでしょうか。

ただし、バケーションシーズンの薄商いを狙った売買には警戒していきたいところです。

FOMC議事録公表により、それほどタカ派ではなかったことが分かりましたし、実際に6月のFOMC後から、テーパリングは市場の様子を見ながら、という発言も相次いでいたことから、ここは買いで反応したくなりますが、実際にかなりの高値付近となっていますし、オリンピック終了後、人権問題、領土問題に対する過激な発言を警戒していく感情がいよいよ相場に現れてくるのかと思います。

来週の戦略

全体的にリスクオンのように見えますが、米国株の連日の史上最高値更新。

経済再開を見据えた原油高騰を見ても、どこかで大きな売りがくると見ています。

オリンピック終了後を見据えて、上がったら押し目だと思って、売りを仕掛けていく戦法を考えています。

一方、新興国通貨は、比較的レンジになってきているので、下がったらスワップ目的の買いを入れていきたいと思っています。

特に、人民元は、来年の冬季オリンピック、その後の経済成長を見込んで上昇することが見込まれるので、下がったら買っていきたいところです。

基本的には、日経は、29,000円台後半をつけたら売りかと思っています。もしかすると、オリンピック中に3万円を超えることもあるかもしれませんので、そこには警戒が必要です。

少なくとも、来週前半は様子見トレンド、もしくはレンジがしっかりと現れてからのトレードを予定しています。

ちなみに、今週も下落を予想しながらも、なぜかドル円は買いを。そしてせっかくユーロ円は売ることができたのですが、なぜか全て損切させられてしまいました。

ドル円は完全に失敗でしたが、他は考え方は合っていたのに、と残念な結果です。

6月のFOMC後から、どうも調子が上がりません。

成行決済でポチッた瞬間に相場が動いて、数千円の儲けが、一瞬のタッチでマイナス数百円、というのもありました。

運気も下落トレンドのような形になってきていますので、私は少し相場からは離れた方がいいのかもしれません。

約定分

株          0円
FX    -7,563円
 (ドル円、ユーロ円、人民元円、メキシコペソ円、ユーロドル)
CFD -203,806円
 (日経平均、金)
合計  -211,369円

持ちこし分

株   -1,046,167円
FX    -140,990円
 (メキシコペソ円、トルコリラ円)
CFD       59,486円
 (日経、S&P500)
合計  -1,127,671円

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