年末の大掃除や引越しの時の不用品の処理、はたまた急に思い立ってものを処分したい、となることはあるものです。
今ではちょっとした燃えるゴミに出せるものでも、お金のかかる時代です。
大型のものともなると、有料のほか、粗大ごみ回収を申し込まなければならず、たいへんです。地域によっては、粗大ごみは曜日ではなく、枠が決まっていて、数週間先まで埋まっている、なんてこともあるようです。
ごみにして捨ててしまうよりも、比較的すぐにとりに来てくれて、しかもお金がもらえる方法があります。
断捨離する時には、まず第一に、リサイクルしてお金を手に入れることを考えるべきでしょう。誰かほしい人に使ってもらえて、活用してもらえるのも、うれしいですしね。
投資で大損したし、少しでもお金をもらって補填しないとね
家もきれいになるし一石二鳥だ
大損はともかく、
売却は必要とする人の手に届くリサイクルにもつながる。
ぜひ活用したいものだな。
不用品は意外にあるもの
不用品としては、まず本があります。
もちろん、紙資源として、資源ごみで出すことができます。資源ごみは無料で回収している自治体も多いと思います。
ただ、どうせならお金にしたいもの。そういった人は、BOOK OFF(ブックオフ)で売却する人も多いでしょう。
BOOK OFFとあわせて、最近ではHARD OFFやOFF HOUSEなどで、衣類やおもちゃを売却する人も多くなってきているようです。
ただ、このように、メジャーなところだと、敷居は比較的低いですが、中には大型のものもあります。それに、こんなものも売れるの?というものもあります。
例えば、ガス台、冷蔵庫、洗濯機などです。
それに、2、3代前の人が使っていた、フィルム式のカメラなどもあります。
こうしたものは、捨てるしか方法がないと思っている人も多いようです。
しかし、実は、こうしたものこそ、お金になることがあるのです。
本はやっぱりマンガが一番高く売れるみたいだね
学術書みたいなのは売れないみたい
学術書みたいなものは、大学の近くの古本屋だとお金になることがあるぞ
その店によって需要と供給のバランスがあるんだろうな
大型家電をお金にする
冷蔵庫や洗濯機、または小型の部類に入るかもしれませんが、ガス台などは、粗大ごみとして捨てるしかないと思っている人も多いと思います。
しかし、実は製造から5年以内であれば、結構、買い取ってもらえることが多いのです。
比較的地元で経営されているリサイクル業者などに連絡をすれば、家まで取りにきてもらえることが多くあります。
伝える内容は、その大型家電が何年の製造であるか、ということと、型番です。
家電によって違いはありますが、大体、本体のどこかに書いてあります。
業者は、残念ながらピンキリという状況で、良いところもあれば悪いところもある、というところです。
せっかく来てもらったのに、引き取り手数料を取られた、というのでは、元も子もありません。
このあたりは、ある程度多くの人と取引をしているかどうかを、業者のHPや口コミで調べるのが良いでしょう。
インナーネットで調べると、意外に自宅まで取りに来てくれるところも多くあります。
例えば、エアコンなども、処分するのは意外にたいへんです。エアコンは現在、リサイクル料がかかることになっていて、普通の粗大ごみのようには回収されません。
引越しなどで急遽処分しなくてはならなくなった場合(転居先がエアコン備え付けの場合など)、あせって出費がかさんでしまうこともあります。
それに、エアコンの場合は、取り外しも、業者に頼まなくてはいけません。
実はエアコンも、リサイクルで売却できる業者もあります。
調べると、はずす工賃・リサイクル料と相殺して、場合によってはいくらかお金になる業者もあります。
このあたりは、地域によるのですが、まず処分する前に調べてみるのもよいでしょう。
さて、こうした大型家電ですが、買い取ってもらえる業者が見つかり、製造から5年以内であった場合でも、ただ持って行ってもらえるわけではありません。
自宅まで取りに来てもらっても、汚れがひどい場合には引き取りを拒否されることもあります。
そのため、大型家電は、引き取りに来てもらう前に、まず自分でしっかりと掃除をしておくことが必要です。
冷蔵庫は、シミがついている場合があるので、丁寧にふき取ります。洗濯機も、髪の毛などが中に残っていないかを確認します。
気になる引き取り費用ですが、残念ながら、100円程度にしかならないことも少なくありません。うまくいっても1,000円~2,000円程度でしょう。
自分の売ったものが、後日リサイクル店の店頭で100倍~1000倍の値で売っていた! とお怒りになる方もいるようですが、決してこれは足元を見られたのではなく、リサイクル店も土地代、店の光熱費、人件費を考えた値段です。確実に中古を買ってもらえる保証もないわけですし。
このあたりは、不用品を売却する、という視点で、お金をかけて処分するより、少しでもお金になったことを喜ぶべきでしょう。
結構高かった家電よりも、
それほど高くなかった家電の方が高く売れたときって、
嬉しいけど、なんか微妙に気持ちになるね
時期による違いもあるようだな。
新型コロナが流行った時には、
空気清浄機や加湿器が比較的高値で取引されていたぞ
家具も引き取ってもらえることがある
本棚や、ちょっとした家具も引き取ってもらえることがあります。
ただ、昨今の新型コロナウイルス感染拡大のため、中古の家具に買い手がつかなくなっている状況でもあるようです。
そのため、家具単体では、そもそも電話やメールで買い取りをお願いした時点でアウトになってしまう場合も少なくありません。
ただ、こうした家具を買い取ってもらうためのテクニックがあります。
それが、先ほど述べた、大型家電との同時引き取り方法です。
大型家電を運んでもらうには、業者もある程度の大きさのトラックでやってきます。
ただ、そんなトラックでも、冷蔵庫と洗濯機程度では荷台に余裕ができている状態です。
そんな時に、家具を載せていってもらえる場合があるのです。
家具単体では断られる場合も、大型家電を引き取ってもらいたい。ついでに家具もあるのだが、一緒に引き取ってもらえないか、と事前に伝えておくと、大体OKしてもらえることが多いです。
大型家具も、やはり粗大ごみとして、処分にはお金がかかるもの。少しでもこの金額をセーブして処分するのが、賢いやり方です。
本棚も結構不要になると捨て方に困るから、
お金になるのはありがたいね
本棚のようなものは、
一括で100円とかと値を付けられることも多いな。
お金をかけて処分するよりは何倍もよいと思うべきだな。
レトロ品
最近では、カメラはスマホで事足りるようになってきました。
良い画像をとるためにカメラを購入する人もいるでしょうが、最近はデジタルカメラが主流で、フィルムカメラはほとんど使われなくなりました。
ただ、実際、家の片づけをしてみると、数代前の人が使っていたフィルム式カメラが出てくることもしばしばです。
こうしたカメラも、買取が可能です。
私は先日、全国展開している、「おたからや」さんで、レトロカメラを売却してきました。
売却したのは、古いフィルム式カメラで、minoltaのカメラ2台。ちなみに、望遠レンズもありました。
こうしたレトロカメラは、結構マニアが多いのだろう、とワクワクしていったのですが、実はやっぱり、そうした値のつくかめらは、有名なライカなどで、minoltaのカメラなどは、流通量も多く、あまり需要はないとのことでした。
ただそれでも、こうしたカメラは解体して、使える部品を取り出して、他のカメラを修理するときの素材として活用されるとのこと。
今では生産されていないので、修理用の部品も貴重になるようです。
以上のminoltaのカメラ2台と望遠レンズの合計3点で、なんと2,000円で買い取ってもらうことができました。思っていたよりも高額になったと思っています。
もう、私の手元にあっても、使われない(使いようがない)カメラです。解体されようが、そのまま使用されようが、とにかく必要な人の手元に届くのであれば、嬉しいものです。
ちなみに、「おたからや」さんは、受付の方が1人で説明から査定までしてくれました。だいたい、全てあわせて20分くらいでした。
上記のように、売却した場合、どのように使用されるかも丁寧に説明していただけて、とても好印象を受けました。
おたからや HPは以下からどうぞ↓↓
買取専門店のおたからや – 最短5分で査定、出張費・送料無料 (otakaraya.jp)
先祖が使っていたから、と思ってとっておいたけど、
正直邪魔なだけだったからね
まあ、アンティークとして飾るならともかく、
物置に寝かせておくだけなら、
必要とする人の手元に行った方がよいのかもしれないな
実はボコボコの自動車も売れる
最後に、実はボコボコになったり、内部がズタボロに汚れた自動車も売却することができます。
私は、中古で買った安い自動車に乗っていたのですが、急遽遠方へ引越ししなければならなくなったことがあります。
引越し先はかなりの大都市で、自動車がなくても生活できる、いやむしろ自動車があると駐車場代やら何やらで、かえって邪魔になる、という場所です。
しかし持っていた自動車は、走行距離も多く、他人にあてられた場所が引っ込んだまま、というありさま。
中古車を購入した自動車店でも、買取はできず、処分料を払えば、処分しますよ、という形。正直、お金をはらって廃車にしてもらう覚悟をしていました。
しかし、実はこんな車でも、お金になったのです。
それは、「廃車王」という会社。これもまた、全国展開しています。
HPを見てみると、怪しげなファラオ?(←失礼)がマスコットキャラ(?)として描かれていて、正直だいじょうぶかな? という感じではありました。
ただ、ダメもとで、と思って、まずは直接お店を廃車にしたい自動車に乗って訪問。
すると、こんなボコボコの自動車でも、買い取ってくれるとのこと。その場で、廃車にしたい日にちを伝え、引き渡すことになりました。
私は、廃車の日にあちこちと出かけなくてはならなず、むしろちょうど廃車王のある店舗のそばで自動車を引き渡すと都合がよく、直接お店で引き渡すことになりましたが、自宅まで取りに来てもらうことも可能だそうです。
廃車王では、自動車の部品は金属を取り外して、再利用したり売却したりすることで利益をあげているそうで、そのため、ボコボコにひっこんだ車でも、長距離走った車でも買取が可能なのだそう。
私の場合は、マツダのデミオに乗っていたのですが、なんと1万円で買い取っていただくことができました! 当初は、お金を払って処分を考えていたので、なんともありがたい限りでした。
さらに廃車王では、自動車に関わる税金の手続きも全てやってくれます。後日、伝えた銀行口座に「自賠責保険」「重量税」の還付。そして、自動車を所管していた地域(ナンバープレートに書いてある地域)から、「自動車税」の還付を受けられるハガキが届きました。
正直、これは廃車王さんの責任ではないのですが、「自動車税」の還付は、その県の銀行でしか受け取れなかったため、遠方に転出した身としては、たいへん難儀をしました。
偶然出張で、その県の近くに行くことがありましたので、足を延ばして急いで還付金を受け取りましたが、ゆうちょ銀行、せめて都市銀行など、全国で利用できる銀行にしてくれたらよいのに、と思ったものです。
廃車王さんでの手続きは、住所などを書く書類の作成と、印鑑証明書、その印鑑、振込先通帳のコピー、があればOKでした。これは、還付金をもらうためのものです。とても丁寧に対応してくれて、たいへんありがたかったです。
廃車王HPは以下からどうぞ↓↓
【公式】廃車王|廃車買取りなら信頼の廃車王! (haishaou.com)
何万円も処分の手数料がかかると思ったら、
逆に1万円をゲットできたよ!
ヒャッホ~イ!!
探してみると、お金にできる方法は色々とあるようだな。
投資家たるもの、1円もムダにせずに、生活を送るべきだ。
まとめ
今回、断捨離や突然の引越しの時に、不用品をあわてて捨ててしまうのではなく、少しでもお金にする方法について書いてみました。
お金にするということは、誰か必要な人の手元に行く、ということでもあります。
ただ捨ててなくしてしまうよりも、リサイクルして環境を大切にする。そして誰かのためになるのならば、これほどうれしいことはありません。
上記で紹介した会社以外にも、リサイクル業者はたくさんあります。ものがあふれる時代、少し手間だったとしても、リサイクルを考えてみてはいかがでしょうか。
・衣類などはHARD OFFやOFF HOUSEへ。これも最近は基本になりつつある!
・大型家電は地域のリサイクル店をまず調べるべし。
・エアコンも買い取ってくれる可能性あり。
・レトロ品は「おたからや」を活用。
・ボコボコの自動車は「廃車王」で売却。
・資源を大切に!
高く買い取ってもらえる店を探すために、
色々と探しまわったものだなぁ。
少しでもお金になると嬉しいからな。
それに捨てるよりも資源を有効に活用できる
まさにSDGsだね!
ドヤァ~
ただ金がほしかっただけだろ
あまり威張るなよ
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