スポンサーリンク

あの世のお金 冥銭とは?

ブログ

お金を使うのはこの世だけではありません。実は死後の世界でも使用されていることを知っていますか?

死後の世界で使用されるお金は総称して「冥銭(めいせん)」などと言います。ただ、これも地域によって独特の呼び方で言い表されます。

今回は、死後の世界で使われているお金についてお話します。

死後の世界のお金

MUNO
MUNO

この前、三途の川の渡し賃の六文銭の話をしたけど、

あの世も世知辛いんだね

吾郎
吾郎

リンクを貼っておくから、六文銭の話はそっちで復習しろ。

そして、実はあの世で使われているお金は、六文銭だけじゃない。

それに、あの世にお金を送金することも可能なんだ

三途の川の渡り賃「六文銭」とは!? – MUNOの個人投資とお金のはなし (muno-investment.com)

MUNO
MUNO

はっ、あの世へ送金?

お前、頭おかしくなったんじゃね

吾郎
吾郎

ぶっ〇すぞこの野郎。

もちろん、これも風習の話だ。

まあ、興味があれば聞けばよい

死んだ後、人がどうるなのか、という考え方は、地域や宗教によって大きく異なります。

九州から東北までの地域では、人は死ぬと三途の川をわたって、先祖達と合流する、などの考え方も広く普及してます。

奄美や沖縄などの琉球文化圏、そして台湾、中国などの地域では、これとはまた違った死後の考え方があります。ここでは、死後の世界にお金を送金することもできるのです。

沖縄のウチカビ

吾郎
吾郎

沖縄の各地では、お墓や御嶽(ウタキ)と呼ばれる聖地で死者や神聖な者と通じるときに、ウチカビと呼ばれる、あの世のお金を燃やすことがある

MUNO
MUNO

メンソーレー、オキナワサー

吾郎
吾郎

話を聞く気があるのか。

下に画像をアップしてやったから見るといい

MUNO
MUNO

これがウチカビか。

黄色い紙に、丸がいくつもついているね

吾郎
吾郎

だいたいは、これを数枚燃やしてあの世へ届ける

死者はあの世でも、この世と似た生活を送っていると考えられていて、

このウチカビを燃やして送ってあげることで、

死者があの世でも買い物ができる、という考え方だ

MUNO
MUNO

さっき、ウタキとかっていう聖地の話が出てたよね。

吾郎
吾郎

そうだ。沖縄には、神聖な者を祀った聖地があり、

ウタキと呼んでいる。

神聖な者たちにもこのウチカビを送ることで、

交流ができるわけだ。

ちなみに、宮古島や石垣島などでは、ウタキをオンなどと言っている。

MUNO
MUNO

沖縄旅行した人が、山の中に入っていったら、

ここは大切な場所だから入っちゃいけない、

って血相変えた人に怒鳴られたって言ってたけど、

あれのことかな。

吾郎
吾郎

そうだ。ウタキは沖縄の人にとってとても神聖な場所だ。

だから、おいそれと入っていいものではない。

ウタキに入ると祟りがおこって、

高熱にうなされたり、死んだりすることもあるといわれている

MUNO
MUNO

新型コロナ並みに怖いじゃないか。

うかつに入ったら死んじゃうじゃないか。オワタ。

でも、そういわれると、中がどんな様子なのか気になるよね

吾郎
吾郎

観光用に開放されたところもある。

世界遺産にも登録されている斎場御嶽(セイファーウタキ)が有名だな。

それに、あまり知られていないが、首里城にも園比屋武御嶽(ソノヒヤンウタキ)がある。これも世界遺産だし、誰でも見ることができる。

運がいいと、神様と交流する女性を見ることができる。

MUNO
MUNO

か、神様と交流!?

吾郎
吾郎

そうだ。この女性をユタと呼んでいる。

今でも沖縄では、医者に見せても治らない病気を、

このユタに見てもらうことがある。

それに、家のゆく末を、その場でユタに神様を降ろしてもらって聞くことがある

MUNO
MUNO

なんという、神聖な地、オキナワ

吾郎
吾郎

そのウタキも、残念なことに戦争で焼失したところも多い。

それに、米軍基地の中にも重要なウタキがあったそうだ。

MUNO
MUNO

戦争は金になるってどこぞの政治家が言ってたけど、

悲しいことだね。

沖縄では、死者を弔うため、そして神様と交流するために使うウチカビと呼ばれるお金があります。

このウチカビは、ショッピングセンターなどで購入することができます。

一人数枚、お墓や聖地で燃やし、死者の冥福を祈ったり、神様と交流するための祈りをささげます。

ちなみに、このお祈りのことを「ウガン」と言います。

ほかにも、沖縄では線香の形も違い、1本1本の黒い線香が横にひとつながりになったものもあります。これは「ヒラウコー」と言います。

家によって、1本ごとに切り離して使ったり、丸ごと使うなど、様々です。

宗教も独特で、お葬式でもお寺のお坊さんを、あまり重要視されていません。戒名を書いた位牌も、どこに行ったか分からない、となってしまう人も多くいます。なお、お寺のお坊さんのことは「ボージ」と呼んでいます。

独特の死生観が広がっているのが沖縄なのです。

MUNO
MUNO

これがヒラウコーか。

溶けて固まったポッキーみたいだね

吾郎
吾郎

ちなみにウタキについて、民俗学創出の中心となった

柳田国男先生はこう言っている

神人と人神との差別が明白に有りました。すぐれた人は死して祭られて、神と同じ尊さに上りますが、其他になほ最初から神であつた神が、人に憑いて年毎に此世に出現なされました。さうして其出現の場處を、神自らが選定なされたもの、それが即ち御嶽であるのです。現今の沖縄人は、ウタキ(御嶽)とウガン(拝所)は同じ物だと、誰に訊ねても答へますが、私はなほ疑をもつて居ります。事によると山の神又海の神が、御降り成されると云ふ考へ方が世を経て漸くうとくなり、内地と同じやうに、次第に二種の神霊を差別せぬやうになつた結果人を葬つた一個の塚、人の建てた一基の石塔をも、御嶽と呼んでもよいことに為つたのでは無からうか。即ち前代に於ては、拝所と謂へばすべての霊場で、其内の空より降り沖より寄りたまふ神の祭場、即ち琉球神道記に所謂拝林だけを、取分けて御嶽と稱へたのでは無いかと思つて居ります。(『海南小記』大正14年 より)

中国で使われる冥銭

MUNO
MUNO

沖縄は昔中国との交易も盛んだったっていうよね。

中国も同じような感じなのかな

吾郎
吾郎

そうだ。だいたい文化は同じものだな。

中国や台湾には冥銭(めいせん)と呼ばれる、死者に送金するお金がある

とりあえず、画像を見てみろ

MUNO
MUNO

って、冥都銀行って書いてある!

あの世にも銀行があるんだね

吾郎
吾郎

だから送金といったんだ。

このほかにも中国では、

ダンボールで家や車を模して作って、

死者の世界へ燃やして届ける、という風習もある

MUNO
MUNO

あの世も、この世と似ている暮らしをしているみたいに思っちゃうね

中国や台湾などでは、冥銭を燃やして、死者に送金する風習があります。

そのほかにも、家や自動車を模したダンボールを燃やすこともあります。

中国では、死後もこの世と同じような生活をすると考えています。

そこで、死者の国でもお金や生活品が必要になってくるわけです。

MUNO
MUNO

あの世に金は持っていけないっていうけど、

めちゃくちゃ持って行っているね。

吾郎
吾郎

そうだな。いろいろな地域で、考え方は違う。

あの世も、なかなか面白場所かもしれないな

MUNO
MUNO

あの世のお金とこの世のお金の為替レートも気になるところだね

吾郎
吾郎

そんな低俗な考え方はよせ

まとめ

・あの世のお金のことを冥銭という
・沖縄ではウチカビという黄色い紙が使われる
・中国ではあの世に冥府銀行なるものが存在する

コメント

タイトルとURLをコピーしました