11日まではリスクオンで推移
今週は、日本時間10日(木)22時30分に米国消費者物価指数(CPI)の結果が発表されました。
結果は、全体的に市場予想よりも強い結果となりました。これにより、発表後は一時的にリスクオフに傾くことはありましたが、すぐにリスクオンの地合いに巻き戻される形になりました。
特に、新興国通貨も週の後半にかけて急伸。株価も、やはり堅調な動きを見せました。
新型コロナウイルスオミクロン株の世界的なピークアウトがはじまるとの見方や、そもそもそこまで怖れることもなく、移動制限が緩和されつつある情勢から、世界経済が回復していくという思惑があるようです。
北京オリンピックが開催されており、各国の政治的対立が小休止していることや、ウクライナ情勢も比較的楽観視されてきたことが影響しているようです。
しかし、そんな矢先、ついに11日深夜、一つのニュースが世界を震撼させます。
ついにロシアがウクライナへの侵攻を決定か!?
日本時間11日(金)27時30分頃、株が一気に下落を開始します。為替もリスクオフへと傾きました。
これは、ロシアのプーチン大統領が、ウクライナへの侵攻を決断し、来週にも攻撃を開始するとの報道が出たことによります。
これにより、各国がウクライナからの自国民の避難を呼びかける事態に。日本も、ニュースが出た後すぐに、外務省が邦人のウクライナからの避難を呼びかけました。
いぜん、ロシアはこのニュースが謝りである、と否定はしていますが、世界中はかなりネガティブなものと判断しています。
株、為替ともに主要マーケットはちょうど土日に入るところで閉鎖されたわけですが、土日の間にこのニュースが否定されなければ、または悪化することがあれば、週明けは大きく暴落する可能性がありあす。
本当に戦争がはじまるのか?
ロシアによるウクライナへの攻撃は、空爆になると、一部で報道がされています。
東ヨーロッパにはアメリカ軍も派遣されていることから、もしこのあたりで死者が出れば、大きな衝突に発展する可能性があります。
ただ、ロシアとしては、大きな戦力でウクライナを圧倒できると考えていますし、武力闘争となれば、ヨーロッパもアメリカも、実際に戦闘状態に陥ることはしない可能性が高いと見ています。
それこそ、戦闘状態に入ってしまうと、第三次世界大戦にまで発展する恐れがあるからです。
ヨーロッパ諸国としても、ロシアからの天然ガスを止められてしまうのは、北半球が冬になっているこの時期としては死活問題です。
こうした要素からも、あまり武力的にかかわることはしないと考えられます。
ただ、もしロシアがウクライナへ侵攻した場合、何かの間違いでアメリカ兵と戦闘状態に入ってしまったなど、すさまじいニュースが出る可能性も否定できません。
その場合は、株や為替に影響があるだけではなく、本当に第三次世界大戦へと発展してしまう可能性も秘めており、恐ろしい限りです。
とにかく、仮にウクライナとの戦闘状態に入っても、ヨーロッパやアメリカが手を出さなければ、戦闘はすぐに終結し、ウクライナがNATOへの加盟を断念する声明を出し終了、ということになるのではないでしょうか。
それにしても、やはりウクライナもNATO加盟を主張する人たちが戦い、流血は避けられないでしょうし、ある程度首都キエフでの市街戦もあり得ます。
ロシアとしても、いかに早く首都キエフを陥落させるか、というのが重要な部分になるでしょう。
来週の戦略
週末にユーロドルを10Lotだけロングしてしまいました。
まさにおはギャーでした。
来週は、ウクライナ侵攻に関する問題一色でマーケットは動いていくでしょう。
とにかく、問題が解決するまでは、売り買いは控えるしか選択はないと思っています。
約定分
FX 455,121円
(南アフリカランド円、メキシコペソ円、ユーロドル)
CFD 0円
合計 455,121円
持ちこし分
FX -73,203円
(ユーロドル)
CFD 0円
合計 -553,953円
ウクライナ侵攻は本当にまずい
朝起きたら、ロシアのウクライナ侵攻決定って!
暴落する~! うぎゃ~!
市場にとってはかなりネガティブだな。
もうしばらく、怖くてポジションはもてなそうだな。
人はどうして争うのか…
第三次世界大戦が勃発しちゃうよ…
下手すりゃ核戦争で人類滅亡だよ…
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