衆議院選挙いよいよ投開票へ
選挙前には株が上がると言われていますが、今回は特に上昇とはいきませんでした(むしろ下がった?)。あまりトレンドは形成されず、横ばい傾向にあり、トレードをするにもどちらつかずの、少し難しい展開となりました。
結局のところ、自民党が大きく議席を落とす可能性があることが一部報じられたことにより、上値が抑えられた展開です。週末には、為替がドル以外はある程度下落する形で反応を示した(ポジション調整された)かたちでしょうか。
ここにきて、自民党の麻生氏が演説で、北海道の米がおいしくなったのは地球温暖化のおかげだ、とか、立憲民主党の江田氏がNISAにも金融所得税をかける、などの発言が飛び出しており、あちこちで様々な失言(?)があらわれています。
来週はじめには、31日投開票の選挙の結果がすぐさま繁栄されて、トレンドを形作っていきそうです。どうにも、このままいくと、株・為替ともに下落していくような気もしますし、あるいは一大イベントを通過したことから、いったん下落から、再び上昇してくることも考えられます。
とりあえずは、月曜にどのような動きをするのか見極めて、東京時間がクローズして、ロンドン、ニューヨークがどのような反応をしていくかを見てからのトレードとなりそうです。
結局何が争点なのか分からなくなってきた
今回、時間がなく、期日前投票になかなか行くことができませんでした。ようやく先日、投票を済ませてきました。
それにしても、最初のうちは新型コロナが争点になっていたような気がしたのですが、どんどんと金融所得が争点として浮上し、結局投票日近い今は、何が争点だったのか、いまいち分からない選挙演説が行われているような雰囲気です。
街頭で選挙演説している人を見ましたが、コロナだの、原発だの、金融所得だの、富める人がどんどん富んでいくだの(何が悪いのだろうか?)、そして、自分が当選したら全て解決だの、やはりよくわかりませんでした。
ここにきて、新型コロナの感染者数が大きく抑えられたことで、あまり選挙の争点にできなくなっていったということなのでしょうか。
そういえば、憲法改正議論はどこへ消えてしまったのでしょうか? 選挙終了後、しれっと、また憲法改正議論がはじまるのでしょうか。やはり、いまいちよく分かりません。
とにかく、金融所得税が今後どのような形で推移していくのか。一部では含み益にまで課税するなどという話まで出てきていますので、株と為替の下落には要注意です。
本格的な岸田ショック到来とならないことを祈ります。
ばらまきで釣ろうとしている?
とにかく、消費税を廃止、子どものいる世帯に給付、などとあちこちで叫ばれています。
結局、ばらまきは良いのですが、その財源はどこから確保してくるのでしょうか。
結局、お金がもらえたからと言って、どこかでそのツケがくるのでは当然本末転倒です。
社会が混乱している時には大きな金融緩和はよいですが、すでに新型コロナも落ち着いて、社会は正常化に向かってきています。え、今なの? という感じがしてなりません。
もっと早くに、困っている人に給付しなければならなかったわけで。遅きに失した感が否めません。結局、選挙となると、お金をチラつかせてくるのには、少々辟易します。
来週の戦略
月曜日の市場の反応を見てから、決めていく展開となりそうです。特に、岸田政権が金融所得増税を掲げて暴れまわると、株・為替ともに暴落してしまいますので、このあたりの政治家の発言には要注意です。
特に、31日にあちこちでバンザイバンザイがありますが、そのインタビューなどで失言が飛び出せば、今回は過剰に反応する可能性もあります。そのあたりもチェックしていく必要がありそうです。
為替は29日にある程度下落がありましたので、もう一段下がったところは、状況によっては買っていきたいところでしょうか。
約定分
(信用)
FX 28,708円
(南アフリカランド円、豪ドルNZドル)
CFD 0円
合計 31,190円
持ちこし分
FX -190,030円
(南アフリカランド円、メキシコペソ円、トルコリラ円)
CFD 0円
合計 -813,006円
31日投開票
期日前投票に行ってきたよ
あとはゆっくり31日の結果を見守るだけだね
31日の結果次第では、
月曜日に大きく相場が動くからな
当選インタビューで調子に乗って変なこと言われたらたいへんだね
週明けも気が抜けない展開になりそうだ
失言で株や為替が動くのはどうにもできないからな
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