5月第3週 米国株ついに崩れる!? NATO新規加盟をめぐりゴネるトルコ!

今週の投資結果

米国株は続落中

ここのところ、米国株は軟調に推移しています。

円はようやく投げ売りが終わりの兆しをみせつつあります。

米国株はコロナ以後、急上昇しすぎていた感じもあり、下落する時には一気に下がっていきそうな印象です。

落ちてるナイフを掴まないように注意したいところです。

とはいえ、ウクライナ戦争で大きな利益を得ているのが米国であることも変わりありません。

現在は半導体不足などからハイテク株を中心に下落が進んでいますが、供給不足が解消されれば、一転上昇に転じる可能性もあります。

日本株は、米国株につたれた動きも、どちらかというと横ばいに動いています。

ただ、アメリカがくしゃみをすれば日本は風邪をひくの格言のように、米国株が大崩れするようなことがあれば、一気に下落局面に入る可能性があります。

円の買戻しは、やはり、1ドル130円台は相当な警戒をされていたということでしょうか

ただ、一時的な調整なのか、トレンド転換したと言えるのかどうかは、見極めが必要です。

いぜんとしてくすぶる地政学リスク

ウクライナ戦争は、マリウポリの製鉄所での攻防が続いています

報道では、どちらかというとロシア有利に見えますが、実際のところはなかなか分からないところです

結局、行方を見守る側の人間は、結果が出てみないと分からない、といったところでしょうか。

ウクライナ戦争は、ロシアと国境を接する国々にも大きな影響を与えています。

いつロシアに攻められるのか分からない、という不安が大きいところでしょう。

ちなみに日本では、麻生太郎氏が、「北海道にロシアが攻めてこないとは限らない、これが現実だ」などという、他人事発言をしました。

そうならないようにするのが政治家の仕事だと思うのですが、どうもこの人たちには、国を守るという考えがないようです。

日本の政治家って、官僚に丸投げで、自分たちはひたすら立場の弱い人に文句を言っているだけのような気がします。

北欧でNATO加盟の動き

フィンランドとスウェーデンでNATO加盟の申請がはじまりました。

中立やロシアとの友好的な関係を模索してきた国なだけに、この地政学的な意味は大きいでしょう。

NATO側でも、ロシアと国境を接する国なだけに、万が一侵攻が合った時には、集団的自衛をする必要があり、リスクが高まるのも事実です。

ただ、ヨーロッパ諸国としては、おおむね受け入れる意思を見せています。

ただ、ここにきて我らがトルコのエルドアン大統領がゴネだしました

NATOは、加盟国の全会一致がなけば、新規加入が認められないとう決まりがあるだけに、これは相当ややこしい問題に発展していきそうです。

エルドアン大統領としては、フィンランドもスウェーデンも、トルコが反政府組織としているクルド労働者党(PKK)を支援しているテロ国家だという考えをもっています

クルド労働者党(PKK)は、クルド人国家樹立を、現在のトルコ国内で達成しようとしている組織です。

ただ、実はトルコがこのPKKと一括りにしている中には、人民防衛隊(YPG)という組織も含まれています

YPGはIS掃討のために、多国籍部隊が共闘するなど、他国はPKKとYPGを明確に区別し、YPGに関しては、支援をしているという現状があります。

もちろん、フィンランドやスウェーデンも、YPGに対して資金援助などを行ってきました

ここで、トルコとしては、自国が反政府組織と主張する組織への支援をしているテロ支援国家という主張をすることになってしまったのです。

エルドアン大統領が強硬な姿勢を見せるのは、ここのところの国内経済状況の悪化で(わたしも、トルコリラで大損させられました)国民の支持率が下がっていること、そして大統領選挙が近いことが挙げられます

いま、国民が悪い感情をもっているクルド労働者党(PKK)を支援しているとトルコは主張している、フィンランドとスウェーデンのNATO加盟を認めれば、エルドアン大統領の再選は難しくなってしまう可能性があるのです。

PKKはまだしも、国内経済は、利上げに強硬的に反対して、中央銀行人事まで口を出して言ったエルドアンの自分で蒔いた種なのですが、それがここにきて、大きな影響を与えてしまっています

国内経済が壊滅的になっても、その姿勢を変えようとしないエルドアン大統領が、今回のNATOのことでも、緩和姿勢をとるとは、なかなか考えにくいのが現状です。

フィンランドとスウェーデンのNATO加盟は、結局エルドアンという、半ば独裁者の思惑でつぶされてしまう可能性があるわけです。

こう考えると、国連の拒否権の問題もそうですが、一国の都合だけで事が進んでしまうのも、考え者です。

来週の投資戦略

まだまだどちらに方向感が出るのか分からない状態です。

どちらかというと、株は軟調、為替は円買いという気はしますが、まだまだ分かりません。

とりあえず、豪ドルNZドルで様子を見ながら、投資をしていく方法で考えていこうと思います。

約定分

株             0円
FX       36,598円
 (豪ドルNZドル)
CFD         0円
合計       36,598

持ちこし分

株        -753,300円
FX      -64,082円
 (豪ドルNZドル)
CFD           0円
合計     -817,382円 

思った通りに動かない

MUNO
MUNO

豪ドルNZドルをショート、

下がると思ってもなかなか下がらないね。

吾郎
吾郎

ここのところ動きが止まったな。

逆にずっと狙っていたクロス円は下落だな。

MUNO
MUNO

いつも、諦めたら方向感が出るのはどうしてなんだろうね。

いつまでたっても儲からないよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました