週の後半にはわずかに下落したものの、まだまだ円安は継続するのかもしれません。
いったんの天井をつけたのか、あるいはまだ上があるのを、見極めながらのトレードとなりそうです。
株も、参議院選挙が近いにもかかわらず、下落を続けています。今後の岸田政権の不安からでしょうか。
来週も、目の離せない展開が続きそうです。
ドルは強い 137円に到達!
ドル円が上昇し、29日には一時1ドル137円をつけました。
1ドル137円は1998年9月以来のことで、歴史的な上昇を続けているといえます。
ドル高の要因は、米国10年国債の金利上昇が挙げられていました。
米国10年国債金利は、ここのところ3.0%を超えるという、超高水準で推移していました。
現在ドルはリスク回避通貨としても機能していますので、国債金利の上昇とともに上がっているというものです。
ただ、週末にかけて10年国債の金利が3.0%を割り込んできました。
ドル円は135円を割り込む時間帯もありましたが、135円台で推移するなど、依然高水準で推移しています。
これは、ドルが下落したというよりは、行き過ぎた円安なため、137円付近で利益確定の売りが出たものと見えます。
実際、ユーロドルなどは、ドル高が続いている状態です。
ユーロドルは、1.04まで割り込む展開になってきています。
ユーロドルに関しては、平行チャネルを引いてみると、下限に到達しています。
過去に少し下限を割り込むこともありましたが、跳ね返されています。
ユーロドルのロングを持っている身としては、ポジショントークになってしまうのですが、ここで跳ね返ることを期待したいところです。
実際、200日移動平均線からも大きく乖離していますので、下落トレンドとはいえ、調整の買戻しが入ると考えています。
インフレで国際競争力低下、そして株安
参議院選挙がいよいよ迫ってきましたが、株価は一向に上昇に転じません。
景気対策について、これといった発言が政治家から出てこないことによるものでしょう。
それに、世界は昨年下旬に岸田ショックを引き起こした張本人が、今後黄金の3年間、総理大臣として君臨することを相当警戒しているのかもしれません。
世界がインフレ抑制のために金利を引き上げる中、かたくなに利上げを拒む国を不思議がっているでことでしょう。
結局、インフレが加速しても、国内賃金が上がらず、商品価格も上がらない日本は、安く商品を買いたたかれているだけになってきてしまっています。
そうなると、日本企業の国際競争力は大きく低下します。
このインフレの原因を、日本では円安と言っています。
しかし、どちらかというと、これまで賃金の上昇を抑制してきたことや、平時の経済対策を怠ってきたことが、ここにきて問題として具現化したとも言えます。
日本の打つ手は、もはやないのかもしれません。
電力需給ひっ迫もお願いだけ
電力の需給がひっ迫しています。
政府は、節電のお願いをしているだけですが、もはや途上国並みの状況です。
すでに日本は先進国の座からは転落していることが明白になりました。
マスクのこともそうですが、政府はお願いだけです。
もし、決定をして、結果論的にそれがうまくいかなければ、叩かれて、票が稼げないからでしょう。
どうにも、現代政治とは、私利私欲に応じて動いているだけのようです。
1億人以上の人口を抱えている国が、たった数百人の政治家の考えだけで動かされるとは、なんとも嘆かわしいことです。
そして、政治家は巧妙に、選んだの国民だ、と言うわけですが、そもそも選挙は「選ぶ」ものなのでしょうか?
政治家には、「選ばれた」よりも「代表者」としての自覚をもってもらいたいものです。
国民は、誰が一番、自分たちの想いを、上手に議論できるのか、を選挙によって決めているわけです。
決して、当選者に権力を譲渡したわけでなければ、隷属しているわけでもないのです。
来週の戦略
利益は出ていますが、含み損が膨らみました。
ユーロドルを買ってみたのですが、タイミングがとても悪かったです。
損切してしまい、週の頭に利確できたトルコリラ円5万円を一気にふきとばしたのは痛かったです。
証拠金維持率も落ちてきてしまいましたし、様子見する週になりそうです。
約定分
FX 76,872円
(ドル円、トルコリラ円、ユーロドル、豪ドルNZドル)
CFD 5,000円
(日経)
合計 81,872円
持ちこし分
FX -364,436円
(ユーロドル、豪ドルNZドル)
CFD 0円
(日経)
合計 -1,088,236円
膨らむ含み損
ドルが強すぎるよ……。
ユーロドルに手を出したのがまずかったよ。
平行チャネルを見ると跳ね返りそうではあるが、
気が抜けない展開だな。
いつも、一番悪いところで入ってしまうよね。
何かの力がはたらいているとしか思えないよ。
お前はそればかりだな。
ヘタクソというだけだろ。
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