1ドル140円を超える パウエル発言が尾を引く
先週のおさらいですが、日本時間8月26日夜、FRBパウエル議長がジャクソンホール会議で講演しています。
パウエル議長は、「9月の利上げ幅はデータ次第」などと発言しましたが、おおよその市場関係者は、金融緩和はまだ先であるという考えを示しています。
こうした流れを引き継いで、今週は株安傾向。そして、ドルは大きな上昇を示しています。
特に、ドル円はついに140円を超えてくるほどまでに上昇しました。
ドルのここのところの下落は、結局調整の下げにすぎず、まだまだトレンドは上昇、というところです。
さらに、日本時間9月2日(金)21時30分に発表された米国雇用統計は、ドル売りにはあまりつながらないような結果でした。
雇用者数は、市場予想の298千人を上回る315千人。
失業率は、市場予想の3.5%から悪化の3.7%の結果。
やはり、まだドル売りにはならないようです。
これだけ短期間での行き過ぎたドル高は、輸入業にとっては大打撃です。
ただ、ドル以外の通貨に対しても円は安くなっています。
これだけ新型コロナのワクチンを外国から購入するようなことをしている日本は、払わなくてもよいお金を払わざるを得ない状況に追い込まれているのではないでしょうか。
日銀が介入するなり、そろそろ行き過ぎた円安を食い止めなければ、いよいよ経済危機、金融危機に発展していく可能性があるのかもしれません。
重要なイベントが続く
これからも、重要なイベントが続いていきます。
9月に入ってきましたが、今月20日、21日には米国FOMCが控えています。
FOMCでは、75bpの利上げも憶測として飛び交っています。
もしここで75bpの利上げに踏み切ったならば、さすがにここが頂点として利益確定の売りが入る可能性はあります。
ただ、ここのところのFRBのタカ派発言を見るに、市場はまだまだ利上げ、もしくは利上げしないまでも、ハト派色に回復するのはまだ先だろうと判断する可能性もあります。
そして、11月8日には米国中間選挙も控えています。
これらの憶測や結果を受けて、相場は大きく動く可能性もあります。
さすがにない、と言われていた1ドル140円を超えるまでにいたっています。
まだまだ上があるのかもしれませんので、相場に参加するのであれば、細心の注意を払う必要があるでしょう。
日本は経済問題をあまり騒がない……
安倍晋三首相の国葬問題、政治と宗教をめぐる問題など、毎日メディアを賑わせています。
ただ、これ以上に、経済危機という、自分に直結するような問題が起こっているのも事実です。
それどころか、ここで方向性を誤れば、日本の経済は地に落ちることにもなるでしょう。
しかし、メディアは、1ドル140円を超えて、ようやく報道を始める程度です。
その報道にしても、僅かに触れる程度です。
このまま、経済に目を向けていかなければ、本当に日本のインフレは止まらなくなり、経済が完全に破滅することも、あるのかもしれません。
なってからでは遅いのは当然なのですが、本当にそういう日が来る可能性も、考えておかなくてはならないでしょう。
来週の戦略
ここ1か月ほど、投資資金がなく、ほとんど動かすことができません。
特に、オージーキウイが本格的に下がってくれなければ、どうしようもできなくなってしまっています。
立ち直れる日はいつくるのやら、というところで、とにかく祈るしかない日々を送っていくことになりそうです。
約定分
FX 74,501円
(豪ドルNZドル)
CFD 0円
合計 74,501円
持ちこし分
FX -571,576円
(トルコリラ円、豪ドルNZドル)
CFD 0円
合計 -1,310,776円
それにしても、うまくいかない
ここにきて、儲けがほとんど出なくなってしまったよ。
休むも相場、とは言うけれど、
一つも利益が出ないときはどうしよう。
オマケに含み損も増えていくだけだからな。
そういうのは、休むも相場ではなく、
悪い塩漬け、というやつだ。
食べ物なら塩漬けでおいしくなるのにね。
オイラの株は腐っていくだけだよ……。
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