ロシア、ウクライナのニュースでもちきり
先週11日(金)深夜に、プーチン大統領がウクライナ侵攻を決断とニュースが出ました。
これにより、株・為替ともに急落の展開となっていました。
今週に入って、結局は「デマ」ということになり、月曜以降は買戻しが入り、株・為替とも比較的に堅調に推移する展開となりました。
これを後押しするかのように、ロシア軍の軍事演習は終了し、軍隊はロシアに撤退しているとの情報が伝わると、市場は活気を取り戻しました。
ただ、17日(木)、突如ウクライナでの爆撃とのニュースが駆け巡り、リスクオフに。これも、デマだったかもしれない、大したことはなかった、ということになり、一度は元に戻す展開となります。しかし、再度、正しい情報だった、まずいかもしれない、という情報が再度出され、その後はリスクオフの地合いとなりました。
結局のところ、ロシアの情報戦に踊らされているかっこうとなっています。
原油は90ドル台を推移。金も1900ドルまで上昇し、リスク回避姿勢が高まったと言えます。
今週は、これといった指標の発表はなかったですが、まさにロシアとウクライナに世界が釘付けになった週となりました。
ついに戦闘状態へ突入か!?
アメリカのバイデン大統領は19日(土)、ロシアがウクライナを攻撃する核心を得た、などと、戦闘状態に入ることを予想。
ロシアとアメリカによる挑発合戦が繰り広げられています。
ロシア軍もウクライナに集結しているとの情報もあり、その数は10万人以上と言われ、第二次世界大戦以来最大の兵力とのことです。
実際、ロシアとしては、これだけの兵力を動かした資金も賄わなくてはならず、その補填をどこに求めるかが問題となってきます。
原油高、天然ガス高が進んみ、貴金属価格も高騰しています。ロシアとしてはこの売却益から潤うかもしれませんが、まだお金が必要になってくる展開も考えられます。
最悪の事態は、ウクライナと戦闘状態に入り、賠償金を請求する、という判断が行われた場合です。
この場合、まさかの事態ではありますが、西側諸国が戦闘に参加してしまうと、それこそ第三次世界大戦の開幕となってしまいます。
そうならないことを願うだけです。
ロシアとしても、いらない血は流したくないと思います。
せめて戦争がはじまってしまっても、電子戦くらいにとどめてほしいものです。
日本は役に立たない?
岸田首相は、ウクライナに1億ドル規模の支援を実施すると発表しました。これが、ロシアへの挑発行為ととられかねない行為です。
17日夜には、プーチン大統領との電話会談にのぞんでいますが、その成果について問われた記者の質問には、特にノーコメント。結局、なんの進展もなかったことが見て取れます。
ロシア軍艦24隻がオホーツク海と日本海を航行したとのニュースが流れましたが、完全に日本は世界から無視されつつあります。
結局、プーチン大統領からしても、参議院選挙後総理の座にいるかどうか分からない岸田首相と話したところで、何の利益もないと思ったのかもしれません。
電話会談は、20分と少しで終わっています。
来週の戦略
結局、株も為替もウクライナ情勢を見据えた展開となります。
ここまでくると、どう転ぶかは誰にも分かりませんので、ギャンブル相場です。
ロットをおさえて、ある程度押し目をとっていくか、あるいは静観するか、という展開となります。
週の初め、どのような展開になるのかを見定めながら、取引していこうと思います。
約定分
(現物)
FX 8,000円
(南アフリカランド円)
CFD -1,506円
(日経、原油)
合計 9,269円
持ちこし分
FX -99,340円
(ユーロドル)
CFD -15,669円
(日経、金)
合計 -618,909円
ウクライナで戦闘状態に入るか?
もういいかげんにしてくれよ~
人によって言うことが違うから、
どんな展開になるか分からないじゃないかよ~
もうここまできたら、
先のことはプーチンのみ知る、だな
買いで入ろうが売りで入ろうが、
勝てる気がしないね。
来週もまた静観かな……
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