クリスマス休暇の薄商いを使ったリスクオン
先週、FOMCや各国の政策金利の発表といったビックイベントが終了していきました。
今週は特にこれといった指標の発表やニュースは出てきませんでした。
先週末にかけていったんリスクオフの株安・円高に傾いていた分、それを取り返す形で、薄商いの中リスクオンが進みました。
今週は、とりあえず流れに沿っていれば勝てた、という形になりました。
特にトルコリラも、エルドアン大統領が預金保護の政策を打ち出すと、6円台をつけていたのが、一気に10円まで跳ね上がりました。
ただ、トルコの場合は、一時的にはしのげても、結局政府の財源が目減りすることと、結局はお金を大量に刷るだけの政策ですので、インフレが進むことになるでしょう。上がったところは、かえって押し目売りとなってしまう可能性もあります。
世界情勢は、年末を控えていったん小康状態とはなっています。
冬季北京オリンピックへの外交的ボイコットやロシアのウクライナ侵攻も、今後いつ過激な行動になっていくのか読めませんので、注意が必要です。
日本も、オリンピックへの外交的ボイコットは、とりあえず政府の名前では派遣しないが、要人は派遣する、といった、なんとも八方美人てきな戦略です。
いわゆるアベノマスクも、希望者へ配布し、残りは処分するようですので、反応は限定的ですが、結局市場にとってもあまりよくないニュースとなってしまいそうです。
岸田首相の発言に要警戒
いままで、あまり世界的には目を向けられてこなかった日本の市場ですが、中国の台湾や香港にかかわる問題が影響するようになってきました。
実はそれほど関係はないのですが、世界的には、同じアジアで、中国株よりもボラティリティのある日本株に置き換えて取引されてしまっている形です。
そのため、日本の内部の出来事も、株や為替に反応するようになってきました。
特に、岸田首相の発言は最たるものとなってきました。どちらかというとネガティブに過剰に反応している印象です。
岸田首相が、金融所得税や、その他富裕層に関する増税に前向きな姿勢を改めて強調すれば、株や為替が大きく下落することになるのではないでしょうか。
岸田首相の発言が、投機的な売りを誘っているとも言えます。
来年の新たなリスクの火種になる可能性があり、注意が必要です。
そもそも、岸田首相は、日本の株価にはあまり興味がない模様。新しい資本主義も、結局のところ、社会主義的な思想をもって語っている印象があります。
どこか、エルドアン大統領とつながるところがあります。
来週の戦略
株は大納会を控えています。年末のポジション調整もまだあるかもしれませんので、投機的なリスクオフには警戒が必要です。
ただ、大きなニュースが出なければ、来週1週間は基本的に横ばいか、若干の上昇の可能性もあると見ています。
ただ、FOMCでの金融引締が決まってきていますので、早くも来年を見据えた調整の局面にも入ってしまう可能性があります。
そのため、もしかすると、年末年始の薄商いを狙ったクラッシュがくるかもしれません。
私も、あまり無理はせずに、ポジション調整に努めていきたいと思っています。
それにしても、日経は上がってきているのに、私の個別株は下がる一方です。どうして毎度毎度、損する銘柄ばかり選んでしまうのか…
約定分
FX 84,870円
(ユーロ円、南アフリカランド円)
CFD 0円
合計 84,870円
持ちこし分
FX 77,900円
(メキシコペソ円)
CFD -6,281円
(金)
合計 -687,881円
私の個別株は軟調
今週はリスクオンで上がってきたね
でもオイラの個別株は軒並み下落で、
含み損はかえって増えちゃったよ
ただのヘタクソだな
しかし、何年ももっているのに一向にあがらないな
買った瞬間に、企業の不正が発覚することもあるからね
ちょっと、負の超能力でももっているのかもしれないよ
さすがに、不正発覚までは読めないからな
空売りしたらしたで、爆上げするし、悲しいな
コメント