ジャクソンホール会議でタカ派発言
日本時間8月26日夜、FRBパウエル議長がジャクソンホール会議で講演しました。
今週、もっとも注目されたイベントの一つでした。
パウエル議長は、「9月の利上げ幅はデータ次第」など、まだ検討中であるという内容を発言。
結局は、これからの指標により決定していくことになりそうです。
ただ、「早急な緩和のリスクを歴史が警告」しているなどと発言し、まだまだ利下げはしないような意思を感じさせる発言もありました。
これにより、会議スタートからしばらくはドル売りに傾きましたが、タカ派色が続くという思惑が伝わると、一気にドル買いが再開しました。
ハト派で知られたパウエル議長も、すでにハト派色はもっていないということなのかもしれません。
いずれにせよ、まだまだ金融緩和の判断は早い、ということなのでしょう。
もっとも、金曜日こそ上昇しましたが、為替は週を通しては、それほど動かなかったといえます。
一方で、株価は金曜日に大きく下落。
NYダウは33,200ドルから32,200ドル台へと1,000ドルもの大きな下落を記録しました。
金融緩和がまだ先になるという思惑からの下落でしょう。
ここのところ、株価は回復基調を示していましたが、反動をつけて落ちてきた、という様相を呈しています。
来週、雇用統計まではこの流れを引き継ぐ形を見ておいた方がよいのかもしれません。
オージーキウイは大きく上昇 豪ドルが強い
豪ドルは週を通して堅調に推移しました。
それに比べ、NZドルは横ばいで、豪ドルと比べると、やや劣っている形です。
そのため、豪ドルNZドル(通称:オージーキウイ)のチャートは大きな上昇を示しました。
木曜日には2007年以来の高値を記録し、レンジ幅を上抜けする心配もでてきています。
オージーキウイは、一定のレンジ内でここ十年以上動いているため、レンジ取引に人気の通貨ペアでした。
しかし、ここのところの両国の金利差縮小などで、スワップも取れなくなり、その魅力が失われつつあります。
こうしたところで、もしかすると参入者が少なくなってきており、大口が個人投資家を焼き殺しにきていることも考えられます。
特に、経済に目を向けてみると、オーストラリアは鉄鋼や石炭などの輸出で潤っている国です。
オーストラリアの主要な輸出国は中国ですが、その中国ではロックダウンが相次いでいます。
そのため、経済がストップし、鉄鋼や石炭の輸出量は減っていくことが予想されます。
一方で、ニュージーランドは農産物の輸出をしています。
ニュージーランド産のキウイフルーツは、よく食べられていますよね。
コロナ禍でも、食糧輸出はほとんど変わりなく続けられています。
それに、今年は、ウクライナ戦争で、食糧難も危惧されています。
そのため、輸出の観点から見ると、どう考えてもオーストラリアが不利、ニュージーランドが有利、という構図になると思います。
そうすると、オージーキウイのチャートは下落を示さなければならないのですが、完全にその逆を行っています。
これから下落してういくことも考えられるのですが、どうも、投機的な買いが入っているように見えてなりません。
そうなってくると、ある程度ショートポジションが解消されない限り、上昇は止まらないと見ることもできます。
オージーキウイは、このように、ずっと右肩上がりです。
そろそろ、調整の下げくらいはくると思うのですが……。
岸田コロナ感染もあまり騒がれず
我らがキッシーはコロナに感染しました。
しかし、ピンピンしてリモートワークにいそしんでいます。
キッシーのコロナ感染も、市場にはほぼ影響を与えず。
やはり、もうコロナは、あまり相場には影響を与えないということなのかもしれません。
ただ、キッシーは、安倍元首相の国葬問題と、重要な問題を抱えています。
このあたりの解決についても、これから要注目となっていくのかもしれません。
来週の戦略
オージーキウイ、少し損切しました。
まさか、オージーキウイで損切を敢行するとは思いませんでした。
ここしばらく、まったく勝てず。
そろそろ、本当に私は相場から撤退するべき時にきているのかもしれません……。
約定分
FX -47,332円
CFD 0円
合計 -47,332円
持ちこし分
FX -969,764円
(トルコリラ円、豪ドルNZドル)
CFD 0円
合計 -1,635,364円
負けっぱなしの人間のブログ
ずっと損ばかりしているよ。
こんなヘタクソな人のブログ、
価値がないかもしれないよね。
株も為替も、
ひたすら含み損が増えて、
一部損切しているわけだからな。
そろそろ、本当に引退しようか。
本業にも影響しているし( ノД`)シクシク…
…………
コメント