GWの重要指標通過
日本市場は2日(月)と6日(金)以外は休場。
日本市場休場の薄商いを狙ったクラッシュもささやかれていましたが、特に目立ったクラッシュは起こらずに終わりました。
もっとも、売りや買いで捕まっているポジションは、ここのところの乱高下相場で相当少なくなっていましたので、クラッシュの起こしようがなかったとも言えます。
このGW中にの目玉といえば、FOMCと米国雇用統計でした。
4日のFOMCは、FRBが0.5%の利上げと、市場予想通りでした。
予想通りとはいえ、大きな利上げ幅を記録しています。
注目されたパウエル議長の発言ですが、来月と7月にも0.5%の利上げを実施するとしました。
その一方で、そのあたりが利上げの限度とする発言を受けると、利上げ終了時期が織り込まれ、安心感が広がったことから、130円台だったドル円は一時128円台、株は急上昇となりました。
ただ、その後は、いぜん高金利のドルが買われる展開となり、結局130円台を回復しています。
とにかく、重要指標は通過しましたが、まだまだ方向感が出ない動きは継続していきそうです。
岸田発言が影響で株価暴落か?
結局、週を通して日経平均株価は横ばいでした。
ただ、5日まで時間外の先物取引では日経は上昇していました。
それが、日本時間5日21時30分頃、2万7,400円台まで上昇していた株価は、一気に下落を開始し、翌朝には2万6,500円台と、1,000円近い下落を記録しました。
結局、株価上昇を見込んで、金曜の日本市場オープンを心待ちにしていた投資家は裏切られたというところでしょうか。
実はこの日、我らが岸田首相が、訪問先のイギリスのシティで講演。
「Invest In KISHIDA」とする、ふざけた発言をしました。
もしかすると、ここまで市場にリスクをばらまいた岸田首相がおかしな発言をしたことを嫌気して、一気に日本株売りに走った可能性があります。
AI全盛期のいま、一斉に岸田発言に反応してしまった可能性も否めません。
とにかく、いぜん、金融市場には岸田リスクがくすぶっているといえるのかもしれません。
消費は拡大が見られる?
日本は久々の旅行解禁となったこのGWでした。
各地では賑わいを見せましたが、来週あたりの新規感染者数に警戒、といったところでしょうか。
とにかく、旅行関連の需要が戻ってきました。
消費拡大を好感して、金曜は旅行関連銘柄に買いが入りました。
そろそろ、こうしたところへの空売りも解消されていくでしょうし、再び新しい感染の波が襲ってこない限りは、勢いのなかった個別株の買戻しが入るかもしれません。
ただ、ここにきて、世界中で主に子ども達が「謎の肝炎」に罹患しているとする症状が出てきています。
一部報道ではアデノウイルスが原因であるとされていますが、まだまだ分からないという状況です。
この感染が再び世界中に広がると、経済的な打撃は避けられません。
9日のロシア戦勝記念日のプーチン発言に警戒
9日はロシアが戦勝記念日のため祝日となっています。
少し前には、この日にプーチン大統領がウクライナでの特別軍事作戦の勝利宣言をするのではないか、とする希望的憶測が飛び交っていました。
ただ、ここにきて、プーチン大統領が、正式に「戦争宣言」をするのではないか、とする観測が浮上してきました。
戦争状態であることを認めると、さらに攻撃は激化することは避けられません。
9日のプーチン大統領の発言が、今後のウクライナ戦争の泥沼化を表すでしょう。
とにかく、経済的には大きな打撃を受けたウクライナ戦争、いい加減に終結させてほしいものです。
来週の投資戦略
多くの損失を余儀なくされていましたが、ようやく気力体力ともに戻ってきました。
9日のプーチン大統領の発言次第ですが、そろそろ投資に戻っていこうかと思っています。
ただ、それでも、株も為替も方向感が出ていません。
とりあえず、今週久々に取引し、オーストラリア中銀の利上げ後に、豪ドルNZドルのショートを入れてみました。
結果は、その後の中銀発言により、損失を喰らう羽目となっています。
すでに少なくなってしまった投資資金から、証拠金維持率がまずいことになっています。
このあたりをどうするか、次第です。
約定分
FX 0円
CFD 0円
合計 0円
持ちこし分
FX -213,409円
CFD 0円
合計 -937,059円
勝てない時代が継続
豪ドルNZドルをショートしたけど、
一気に含み損だよ……
勝てないときは、どうしたって勝てないよな。
含み益はまぼろしって言うけど、
そもそもまぼろしすら現れないよ。
もはや希望すらもてないな。
コメント