日銀次期総裁は雨宮氏に打診はあったが…
間もなく任期満了となる日銀黒田総裁の後の人事が話題になりました。
今週、次期総裁が雨宮正佳副総裁に打診されたと一斉に報じられ、その進展具合により、為替が大きく上下する局面がありました。
雨宮氏は、黒田総裁と同様、金融引き締めには消極的で、円安が加速するとの見方がありました。
ただ、金曜には、当の雨宮氏が就任を辞退すると報じられました。
代わって、政府は総裁に元日銀審議委員の植田和男氏、副総裁に氷見野良三前金融庁長官が起用される方向で調整が始まったと発表しました。
植田氏は経済学者としても知られていますが、やはり金融緩和を継続する必要があるとの考えを持っていると見られています。
やはり、金融緩和推進を念頭に置いた人選であったことが明らかです。
ただし、経済学を修めている手腕を大いに発揮し、日本経済の立て直しができるのなら、それに越したことはありません。
今後、日本経済をどう立て直していくのか、世界から注目が集まる出来事です。
ただ、この結果を受けて、為替は大きな円高で反応。
それでも、一気に戻しも入っています。
米中関係悪化
先週から、アメリカ上空を中国の気球ですが、今週、アメリカがこれを打ち落とす映像が公開され、世界が震撼しました。
この行為に対して、中国はアメリカを批難しています。
中国の言い分は、気象観測用の気球がコントロールを失っただけで、撃墜はおかしい、とのことです。
ただ、撃墜した気球の残骸を米国が調べると、通信傍受することができるものだったなど、軍事施設の情報収集のための飛来だったという説が有力となってきました。
いずれにせよ、両国の関係が悪化しているのは、言うまでもないでしょう。
アメリカと中国では、台湾を睨んだいわゆる台湾有事で一触即発にも近づいてきています。
気球のような挑発行為が、一気に地政学リスクを高めてしまっています。
こうした行為のエスカレートによる、とんでもない事態にも注意が必要になるかもしれません。
日本の政治は平和すぎ…
日本は、ルフィ一味のニュースでもちきりでした。
このほかにも、岸田首相の秘書のLGBTを巡るオフレコ発言が物議を醸しています。
さらに、もう一人の秘書で息子の翔太郎氏の、外遊先でのお土産購入、公用車を私的に乗り回していることなど、もう次から次へと出てきます。
国会では、とにかくそんなことへの追及ばかりで、まともな審議ができていません。
どうも、こんなことばかり言い合っている人たちへ、何百万、何千万というお金が税金から出ているという、不思議な状態。
ある意味、日本は平和すぎます…
来週の戦略
個別株が復調してきました。
この調子で上昇を期待するのですが、日銀の総裁次第といったところでしょうか。
来週以降も、しばらく日銀総裁人事によって株も為替も大きく動くことが予想されます。
むしろ、こうしたところを狙っての取引も有効なのかもしれません。
大きく持っていかれないように、細心の注意を払う必要があります。
約定分
FX 0円
CFD 0円
合計 0円
持ちこし分
FX 0円
CFD 0円
合計 -494,550円
空運株はイマイチ上がらず
個別では空運株に期待なんだけど、
イマイチ上がらないね。
インバウンドとか言っている割には、
春節前後で中国からの旅行者を遮断したからな。
コロナ対策をとるか、経済をとるか。
難しい問題だね。
難しいと言うか、
そもそも政府は何も考えてなさそうだがな……。
小説 デモトレ投資部! 完結!!
こんなに爆損している作者が書いたものなんて、読んでくれるもの好きはいるのだろうか……←自虐……。
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