CPIショック!
もはや悲喜こもごもで、あえて言うまでもありませんが、日本時間10日午後10時30分、米国の消費者物価指数が発表されました。
市場予想はコアを含め、0.2%下回る展開となり、米国のインフレに終わりが迫っているシグナルと捉えられました。
これにより、発表直後からドル売りが始まります。
これまで、弱い円も反映して上昇が加速していたドル円は、一気に4円以上の下落を示し、この日だけで140円台下抜けも考えられました。
翌11日夜には、ついに140円台を下抜けする展開にもなりました。
これまで続いていたドル高に終わりが見えたと捉えることができそうです。
それにしても、CPIはよく動きます。
最近では、雇用統計よりも、やはり物価への懸念が大きいということでしょう。
ただ、米国ではここのところ、物価高に伴い賃金が急上昇しています。
日本も見習ってほしいものです。
所得倍増などと言って政策課題にもしていながら、何もしていな米国が上昇する中、ひとつも賃金が上がらない日本は、そろそろ終わりなのかもしれません。
米国中間選挙
バイデン大統領率いる与党保守党が、なんとか均衡に持ち込んだ形となりました。
開票前には、トランプ元大統領が中心となっている野党共和党が勝利するように見られていました。
そもそも、中間選挙は歴史的に与党が票を落とすような展開が常でした。
それを覆しての保守党の快進撃でした。
この結果から、中間選挙では保守党の勝利と言ってもよいのかもしれません。
共和党としては、中間選挙で勝利して、トランプ前大統領を立てての2年後の大統領選挙に持ち込みたい思惑が当然あったでしょうから、この敗北はかなりの痛手であることは確かです。
トランプ元大統領の再出馬も危うい状況になってきているのかもしれません。
バイデン大統領は、2年後の再出馬にも意欲を見せています。
ただ、バイデン大統領は、やや痴呆の症状が出ているのかもしれないという憶測が後を絶ちません。
それを除いても、80歳という老齢になる大統領が受け入れられるのかは難しいところです。
トランプ元大統領は、15日に「特別な発表をする」と発言しています。
ここで、2年後の大統領選挙出馬の意向を示すのかどうかで、経済はまた揺らされる展開になるかもしれません。
日本から離れる投資
G20やASEANなど、外交上重要な会議が始まります。
気候変動問題や脱炭素、アジアへの投資などが話し合われる、アジア経済上重要な会議となります。
また、世界の注目は、会議に合わせて、バイデン大統領と習近平国家主席の会談の成果に移ってきています。
そのほかにも、ロシアのウクライナ侵攻など、かなりの重要な議題が目白押しです。
そんな中でも、とてものんきな岸田首相は、11日午後、急遽渡航の延期を発表しました。
旧統一教会問題に加え、葉梨法務相の「はんこ発言」による更迭人事とその対応のためと言われています。
これが本当だとすると、単なる自民党のお家騒動で、国民全体の利益が損なわれるということになります。
もう、与党も野党もいい加減にしていただきたいものです。
いったいいつになれば、日本はよくなるのか。
こんなことでは、誰も日本への投資など、リスクでしかなく見向きもしなくなるでしょう。
来週の戦略
先週、ANA株はようやく上昇トレンドが見えてくる3,000円の節目上抜けを達成しましたが、今週一気に下押しされてしまいました。
この理由として、新型コロナウイルスの第8波の到来と、それにともなう行動制限がかかるという憶測が広まったことが挙げられます。
世界では、すでにコロナは、気を付けていきましょう、程度の状況になってきています。
日本だけが、0コロナ政策を頑固なまでに頑なに続け、経済がいつまでもストップするという状況に追い込まれています。
どうして、ここまで不幸を望んでいるのか、まったくもって日本人の思考は理解不能です(わたしも日本人だった……オワタ)
とにかく、行動制限の政策が国、もしくは都道府県から発せられると、またもや経済資金や外国からの投資資金は流出すると考えられ、注意が必要です。
約定分
FX 0円
CFD 0円
合計 0円
持ちこし分
FX 0円
CFD 0円
合計 -668,700円
頼みの空運株爆下げ……
空運株、今週は期待していたのに、爆下げだよ。
なんでいつもいつも、こうなるんだ。
第8波に行動制限発言。
タイミングは最悪だな。
せめて、レジスタンスライン突破の爆上げが起きてからにしてもらいたかったんだけどね。
今の日本株は、
そううまくいもんじゃないからな。
小説 デモトレ投資部! 連載中
こんなに爆損している作者が書いたものなんて、読んでくれるもの好きはいるのだろうか……←自虐……。
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