ドル円急落!
ドル円は急落。
137円台だったドル円は、29日には、なんと132円50銭台をつける局面もあり、1週間で5円もの下落を演じました。
これは、26日、27日のFOMCで、米国政策金利が0.75%の利上げが決定したことが関係しています。
さらに、28日に発表された米国GDPが市場予想0.4%の成長だったのが、実際の結果が-0.9%と、後退となってしまいました。
これにより、リスクオフのドル売り円買いがおきてきました。
ただ、ここのところ、リスクオフの局面ではドルが買われる動きでしたが、いよいよ米国経済は、リセッションに入ったと感じ取ったのかもしれません。
もっとも、バイデン大統領は、今回のGDPの結果は、リセッションを反映したものではないと火消しに走る発言をしていますが、実際はそう受け取られなかったということでしょう。
米国のリセッションを見据えてか、多くの通貨が下落し、逆に日本円が買われるという現象が起きています。
最近は、日本円は大きく売り込まれていたので、なんとも「懐かしい」相場の動きが戻ったような展開となりました。
一方の株価は堅調に推移しています。
株価はいったんの調整局面がきたということでしょうか。
それにしても、通貨と株価が連動しない局面となってきました。
地政学リスクは忘れられたか?
米国の政策金利発表やGDPの発表など、指標に踊らされる週となりました。
一方で、世界の地政学リスクは、米国のリセッションこそ話題になっていますが、その他の話題はあまり強く叫ばれなくなってきています。
過去に何度も書いていますが、世界はウクライナ戦争、ミャンマーのクーデターなど、多くの課題を抱えています。
しかし、喉元過ぎずとも暑さを忘れる、ということでしょうか。
米国は記録的な猛暑に襲われています。
対岸の火事よりも、まずは自国ということなのかもしれません。
今週の大きな地政学リスクと言えば、台湾有事問題でしょう。
バイデン大統領と習近平国会主席が電話会談を行ないましたが、どちらも主張を譲らず。
今後は、米中対立へと、話題はシフトしていく可能性があります。
新型コロナはもはや材料とならない?
新型コロナウイルスのケンタウロス株が発生しています。
世界的にも感染者数は大きくなり、日本の場合は、世界トップの感染者数となりました。
ただ、世界的には、もはや新株発生も、相場を動かす材料には乏しくなってきているようです。
過去にオミクロン株が発生したときなどは、アルゴリズムが過剰に反応し、南アフリカランドなどは大きく売り込まれました。
こうした現象は、もはや新型コロナでは起こらないようです。
もっとも、日本は世界トップの感染者数を抱える国になってしまったわけですが、移動制限もとくに口頭だけの注意喚起となり、8月休暇は通常通りに戻しつつあります。
世界はコロナ慣れしてきた、ということなのかもしれません。
となると、日本の場合、マスク緩和はいつからなのでしょうか?
このまま、「ちょんまげ」のように、日本だけの怪しい風習となっていくのでしょうか?
来週の戦略
基本的には、円高目線です。
株価も、少々下落と見ています。
ただ、オージーキウイ、トルコリラでやらかしているので、打てる玉がない状態です。
私の場合は、オージーキウイが下落してくることをひたすら祈るだけの週になっていきそうです。
約定分
FX 6,984円
(豪ドルNZドル)
CFD 0円
合計 6,984円
持ちこし分
FX -541,434円
(トルコリラ円、豪ドルNZドル)
CFD 0円
合計 -1,294,734円
含み損がひどい……
含み損が広がる一方だよ。
日経なんて上がっているのに、
個別株がどんどん下がっていくよ……
もはや、どうしようもないな。
買う株全てだめだな。
いつも入るタイミングが悪すぎるな。
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