米国株は依然絶好調。為替は大幅に円高
今週も米国株の勢いは止まりません。円高傾向で若干下がったかと思ってもすぐに戻ってきています。
一方の日本株は、下落幅は大きくはありませんが、やはり円高を嫌気して下落しています。
為替は大きく円高へ。ついに8月の円高傾向がやってきたようです。
特に木曜、金曜は円が強く買われました。特に目立ったニュースはないことから、これまでに上がった分の為替の調整と、例年の8月の円高の傾向が採用された形となりました。
連日報道されているアフガニスタン情勢はいまのところそれほど大きく株や為替に影響しているようには見えません。
今後の中国の情勢に要注目
今週は、あまりニュースによって上下するところはありませんでした。
アフガニスタン情勢が連日報道されているところですが、今のところ、様子見ムードといったところでしょうか。
どちらかというと、タリバンによる女性をはじめとする人権問題が報道されています。
ただ、経済に影響してくるのは、どちらかというと難民問題でしょう。
トルコは不法入国をおそれて壁を建設していることが一部で批判されています。ただ、トルコはこれまで難民を多く受け入れてきていますので、すでに難民受け入れの余力がない状態でしょう。
今後は、こうしたことから、トルコ叩きが加速したり、どこの国で、どのくらいの難民を受け入れるか、に焦点が移っていきそうです。
タリバン政権を認めるか否かの発言も注目を集めそうです。
特に、アフガニスタンに中国資本やロシア資本が入っていくのかどうか、というところも、経済には直結していきそうな部分です。
中央アジアと中東の絡み。そして中国、ロシアの動が注目される展開となっていきそうです。
今後、タリバンが外交上の緊張を和らげたり、うまく国内を治めることができれば、経済的にもかなり好感されることでしょう。
一方で、あまりうまくいかず、難民が増えたり、人道上の悪いニュースが出た場合は、一時的に経済は嫌気していくでしょう。
来週すぐにこれが経済と直結するかは分かりませんが、年内に、ある程度話題性を帯びてくるかもしれません。
特に、中国との外交関係に注目です。
来週の戦略
ある程度の下落があったので、来週はじめはこの流れが続くのかどうかを見ていく流れとなりそうです。
買戻しが入ったところで、低く買って高く売ることを繰り返していければと思います。
買戻しが入ったからと言って、安易に長期保有するのは、現状あまり得策ではないかもしれません。少し利が乗ってきたところですぐに利確していく形をとろうと思っています。
悲しいことに、8月第2週にはメキシコペソ円、ようやくプラマイ0まできたのが、今週ペソ円だけでマイナス100万となってしまいました。
メキシコペソ円は2度の利上げもありましたので、かなり底堅いと思っていたのですが、一気に下値掘りする展開となってしまいました。
新興国通貨なので、これ以上下がるようであれば、どこかで悲しく切らないといけないかもしれません。
ただただ、来週の買戻しを祈るしかない状況です。
メキシコペソ円に関しては、すでに投資も何もない状態です。
日経平均やアメリカ株は、やはり高値なので、あまり手を出したくはない状況です。
原油は、60ドル代を下回ることがあれば、買ってみたいところですが、一気に大幅な下落を記録する可能性もあるので、やはり慎重にいかなくてはなりません。
約定分
FX 84,264円
(ドル円、豪ドル円、南アフリカランド円、メキシコペソ円、トルコリラ円、豪ドルNZドル)
CFD 24,429円
(日経、原油)
合計 108,693円
持ちこし分
FX -925,607円
(メキシコペソ円、ロシアルーブル円、豪ドルNZドル)
CFD 0円
合計 -1,878,557円
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