日経は下落を続ける
1月4日は大発会で、飛躍のウサギ年、よい滑り出しが期待されました。
しかし、日経は年末の大納会後、岸田首相がクロージングベルを鳴らしたことも影響してか、下落していた流れを引き継いだ形となりました。
日経平均は結局、2万5千円台で推移することになりました。
年末には、日銀黒田総裁の、サプライズの事実上の利上げが話題となりました。
しかし、年が明けたとたんに、今度は岸田首相から、異次元の少子化対策が唱えられました。
ただ、異次元とは言いますが、その内容はこれから検討を始めるというものです。
検討されると、結局毎度、よからぬことが起こります。
すでに、少子化対策のために消費税増税の声が上がってきています。
本当に、異次元の、斜め上か下かを向いた政策が出されてしまうことには、警戒です。
こうしたことを警戒したのか、日経平均は、頭を抑えられた週となりました。
為替は乱高下
為替は、年始こそ大きく下落し、もしかするとクラッシュが始まるのか、と注目されました。
しかし、その後は週末に向けて、アメリカのADP雇用統計の結果も良かったことから、円安方向へ向かいました。
為替はやはり、良くも悪くもアメリカが主導していると見てよい状況は、2023年も変わらずに続いていきそうな様相です。
ただ、ここにきて、ロシアがウクライナ側へ一時停戦を呼び掛けたとの一報が週末に伝わりました。
これは、ロシアにとって重要な行事の日である、ロシア正教会のクリスマスにあわせてのものとされています。
ただ、事実は、何か前線への物資搬入や、人員の異動など、軍事的な思惑があるということなのでしょう。
ロシアのあせりの表れなのかもしれません。
とにかく、ロシアとウクライナの問題が、この後どのような展開を見せるのかも、株や為替には重要です。
ほかにも、中国の新型コロナ感染爆発、そしてそれを隠している様子なども、世界経済にとっては大きなリスクでしょう。
このあたりの問題の爆発次第によっては、株や為替に大きな影響を与えていく可能性があり、注意が必要です。
ただ、ボラはまだ大きなものがありそうです。
日本時間6日(金)22時30分に発表された米国雇用統計によって、ドル円は2円50銭もの下落を演じています。
雇用統計の結果は、非農業部門雇用者数が、市場予想202千人が、結果223千人と改善。
失業率も市場予想3.7%が、結果3.5%と改善しています。
ただ、平均時給が前月比市場予想0.4%が結果0.3%と悪化。
前年比でも市場予想5.0%が結果4.6%と悪化しています。
インフレに給与水準がついていけていないことから、ドル円は大きく崩れたようです。
実際には、それほど大きく動く局面ではなかったような気はしますが、これだけのボラがあることは、しばらくは暴落を警戒する局面なのかもしれません。
2023年はウサギのように跳ねるか?
2023年は、ウサギのように飛躍を願いたいものですが、事実上は、日本国内では岸田首相による増税リスクが、どうしても経済には悪影響を与えています。
世界に目を向けても、ロシアウクライナ問題が大きな有事です。
ほかにも、中国と台湾による、台湾有事。
大国があちこちで揉め事をおこしていることは、経済にとって、大きな悪影響を与えます。
こうした問題が片付いていかない限り、世界経済が好調となるのは、難しいのかもしれません。
特に、日本の場合は、それが顕著で、日経は下落の一途をたどっています。
飛躍どころか、2023年中に2万円台を割り込むようなことがあれば、日本は本当に終わってしまいます。
その時には、2万円ちょうどに、大きな損切オーダーが置かれることになるでしょうから、一気にロスカットを巻き込んだ暴落に直面する可能性もあります。
日経平均の下落にも、注意していかなければいけない年になるかもしれず、そうなってしまうと、なんとも寂しい年ということになるでしょう。
来週の戦略
個別株の含み損も、さらに膨れ上がっています。
もはや、祈るしかないと言う状況です……。
約定分
FX 0円
CFD 0円
合計 0円
持ちこし分
FX 0円
CFD 0円
合計 -828,500円
2023年は飛躍は期待できないのか?
2023年も初っ端から、岸田首相が、
異次元の少子化対策なんて発言しちゃったね。
聞き心地はいいのだが、
結局は増税だからな…
小説 デモトレ投資部! 完結!!
こんなに爆損している作者が書いたものなんて、読んでくれるもの好きはいるのだろうか……←自虐……。
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