日銀がサプライズで長期金利変動許容幅を拡大
そこまで誰も気にしていなかった20日の日銀金融政策決定会合で、まさかの長期金利変動許容幅を、これまでの0.25%から0.50%へ拡大することが決まりました。
これまで続けていた、いわゆる「異次元緩和」を突如縮小することになり、市場は大混乱となりました。
日経平均株価は、800円を超す暴落。
為替はドル円で6円の下落を示すなど、日本初のパニック相場となりました。
黒田日銀総裁はこれまで、金融緩和を継続すると頑なに主張してきました。
過剰な円安が進んだ際にも、市場が金融引き締めを望む中、頑なに金融緩和政策をやめようとはしませんでした。
そのため、ようやく円安がおさまってきたこの時期、まさかの金融引き締めとなったことで、市場に大きな不安感が広がったというところです。
ただ、この金融引き締めについて、当の黒田総裁は「利上げではない」と、事実上の利上げであるにもかかわらず、これを否定しています。
今まで、自分が金融緩和にこだわってきた手前、任期終了間際に、汚点(?)を残したくないのかもしれません。
とにかく、コロナやウクライナ問題から、ようやく日本が立ち直ろうとしつつあるこの時期に、政府は法人税の増税、日銀は利上げと、さらに日本経済に悪風をもたらす政策を発表し続けています。
まさに、市場は血のクリスマスとなってしまった形です。
日本経済は救われない?
岸田首相は、就任当初所得倍増を掲げていました。
それは、おそらく実現することはなく、運頼みで、NISA枠を拡大させ、所得倍増する人を生み出す奇策に打って出ているのでしょうか。
日銀はかねてよりデフレ脱却を求め、物価高を求めていました。
最近の物価高は不測の事態によるものですが、これを成功例だと言わんばかりの調子です。
物価は上がるが給与は上がらない、という点にはまったく蓋をするかのように気にしていない状況です。
日本経済は、どうにも、おかしな政策によって頭を打たれているような形です。
世界経済が立ち直りを見せる中、日本経済は地に追いやられる形となってしまっています。
このままでは、年末年始には日経のクラッシュが来るかもしれませんし、来週以降も日経の続落ということがあるのかもしれません。
上流階級に政治をさせてはダメ?
日本は世襲議員が多いということが言われています。
政治一家、という言葉もありますが、生まれながらにして政治家として英才教育を受けているのかもしれません。
こうした場合、生きた国民の生活を体感することはできるのでしょうか。
生きた庶民の生活の知識を持っておらず、知っているのは上層階級の権力闘争だけ、というのは、あまりにお粗末です。
今一度、投票する側も含めて、日本人がよき公民となれるような教育が行なわれなくてはならないでしょう。
もっとも、教育の方針を打ち出すのも政府なのですから、なかなか期待できないところなのですが。
来週の戦略
結局日経平均は下落続き。
個別株の含み損が増えるのを、ひたすら眺めているだけとなってしまいました…
約定分
FX 0円
CFD 0円
合計 0円
持ちこし分
FX 0円
CFD 0円
合計 -790,200円
日本は浮上できるのか…望み薄だろうな…
みんながそろって、
日本経済をダメにしようと頑張っているようにしか見えないよ…
桃電の、一番弱いキャラクターみたいだな。
もう、借金増やしてなんぼだと思っているのだろう…
小説 デモトレ投資部! 完結!!
こんなに爆損している作者が書いたものなんて、読んでくれるもの好きはいるのだろうか……←自虐……。
コメント